三菱UFJ信託銀行は来年4月から、住宅ローン事業の新規融資をやめる。日銀のマイナス金利政策で経営環境に厳しさが増すなかで、富裕層向けの資産運用や相続といったより強みを持つ分野に経営資源を傾けることにした。グループの三菱東京UFJ銀行の代理店として住宅ローンは取り扱うが、自前での新規融資は撤退する。

 三菱UFJ信託銀行はこれまで、取引先の企業の従業員向けに金利を優遇する商品や不動産業者経由を中心に…※続く

配信2017/10/30 1:37
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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22855390Z21C17A0MM8000/