覚醒剤2.6キロ、末端の密売価格にしておよそ1億6000万円分を台湾から密輸したとして男女4人が逮捕され、警視庁は組織的な犯罪グループが関わっていると見て捜査しています。4人は容疑を否認、もしくは黙秘しているということです。

逮捕されたのはいずれも台湾出身の陳致霖容疑者(28)ら男女4人です。

警視庁によりますと、陳容疑者らは先月、覚醒剤およそ2.6キロ、末端の密売価格にしておよそ1億6000万円分を台湾から密輸したとして、覚醒剤取締法違反の疑いが持たれています。

覚醒剤は石けんの中に隠されて国際郵便で東京 豊島区のウイークリーマンションに送られていましたが、成田空港で税関の職員が不審な荷物に気付いたということです。

最近は覚醒剤が台湾から密輸されるケースが増えていて、警視庁は組織的な犯罪グループが関わっていると見て捜査しています。

警視庁によりますと、調べに対して4人は容疑を否認もしくは黙秘していて、このうち陳容疑者は「身に覚えがない」などと供述しているということです。

配信10月30日 12時17分
NHK NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171030/k10011203871000.html