大阪の南海電鉄は、台風21号の影響で鉄橋がゆがみ運休させていた区間について、1日朝から単線で運転を再開させました。

 先月、台風21号の影響で大阪府南部の男里川が増水し、川にかかる鉄橋がゆがんだため、南海本線は樽井駅と尾崎駅の間で運転を見合わせていました。

 南海電鉄は難波方面に向かう線路の安全を確認し、1日の始発から単線で運転を再開させました。運転は30分に1本程度で、振替輸送や代替バスは引き続き実施されます。通常運転には、さらに1か月程度かかるとみられています。

 「もうなんせすごく不便で、早く復旧してくれたらなと思います」(通勤客)

 一方、同じく不通になっている南海高野線の高野下〜極楽橋間は、再開のめどが立っていません。


2017.11/1 TBSnews
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3199821.html