プチデモン氏、出頭拒否 「法的根拠ない」と主張
2017/11/02 11:00
https://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/201711/sp/0010697889.shtml
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カタルーニャ自治州のプチデモン前州首相(ゲッティ=共同)

 【バルセロナ共同】スペイン北東部カタルーニャ自治州の独立問題を巡り、スペイン司法当局に事情聴取のため出頭を命じられているプチデモン前州首相は1日「カタルーニャの正統政府」名の声明を出し、
出頭命令を「法的根拠がなく、懲罰を目的としたもの」と主張。ロイター通信が伝えた。プチデモン氏の弁護士はAP通信に出頭命令には従わない考えを示した。 
プチデモン氏には「反逆」など三つの容疑がかけられているが、滞在中のベルギーにとどまり出頭を拒否する構えだ。
10月31日の記者会見でも「偏った司法の権力行使で自由と安全が保証されない恐れがある」と述べ、当面帰国しない考えを示唆。