実在しない100万ドル札への投資話を持ち掛け、男性から約700万円を騙し取った罪に問われている男は、
2日の初公判で起訴内容を否認しました。

大阪府豊中市の無職・中村克隆被告(82)は、8年前、
愛知県一宮市で男性(当時46)に「100万ドル札を1枚100万円で7枚買えば700万ドル相当の日本円を
受け取ることが出来る」などと持ち掛け、約700万円を騙し取った罪に問われています。

名古屋地裁で開かれた2日の初公判で、中村被告は「僕は全然知りません」と起訴内容を否認しました。

続く冒頭陳述で検察側は「事件前に被告は共犯の男に100万ドル札を見せた。
その後、被害者にも見せて、銀行から715万円をおろさせ、100万ドル札を交付した」などと指摘しました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171102-00001497-tokaiv-l23