女児11人わいせつ行為、元小児科医起訴内容認める

 患者の女児計11人に対し、下腹部をスマートフォンで撮影するなどのわいせつな行為をしたとして、強制わいせつなどの罪に問われた国立病院機構「四国こどもとおとなの医療センター」(香川県善通寺市)の元小児科医井川雅崇被告(32=懲戒解雇)の初公判が2日、高松地裁(横山浩典裁判官)で開かれ、被告は起訴内容を認めた。

 検察側は冒頭陳述で、大学生の頃から幼い子どもを性的な対象として見ていたと指摘。
 「診療上の必要がなかったにもかかわらず、性的な欲望を満たすために犯行に及んだ」と述べた。

 起訴状などによると、2015〜17年、同医療センターと、研修医として勤務していた国立病院機構「広島西医療センター」(広島県大竹市)の病室や診察室で、13歳未満の女児11人にわいせつな行為をしたとしている。(共同)

日刊スポーツ 2017年11月2日17時30分
https://www.nikkansports.com/general/news/201711020000564.html