0001みつを ★
2017/11/04(土) 06:17:10.94ID:CAP_USER9米ニューヨーク・マンハッタン南部で10月31日にトラックが自転車専用路を暴走し、少なくとも8人が死亡した事件で、米連邦地検はウズベキスタン出身の移民男性をテロ罪や殺人罪などで起訴した。被告は、通行人の多いハロウィーンをわざと狙ったと供述しているという。また捜査当局は、事件との関連が疑われる2人目のウズベキスタン人男性を発見したという。
サイフロ・サイポフ被告(29)は、過激派勢力のいわゆる「イスラム国」(IS)に物的支援を提供した罪も問われている。
訴状によると――
・被告は2カ月前から攻撃を計画したと供述
・往来が混雑している時をねらい、わざとハロウィーンに実行した
・犯行に使ったレンタルトラックにISの旗を掲げたかったが、目立ちすぎると思いやめた
・捜査当局は被告の電話から過激なISプロパガンダ動画90件を発見
被告はIS動画に影響を受けていると供述。特に指導者アブ・バクル・アル・バグダディがイスラム教徒に、イラクでの死者のためどう復讐するのか呼びかけているものに影響を受けたと話しているという
訴追に先立ち、ニューヨーク市警のジョン・ミラー副本部長は記者会見で「ISIS(ISの別の呼び方)が過去にソーシャルメディアに載せていた手引きに、ほとんどそっくりそのまま従ったようだ。こうした攻撃をどのように実行するか、支持者に教えるための手引きだ」と話した。
米連邦捜査局(FBI)は、事件に関連した可能性があるとして、32歳のウズベキスタン人男性の行方を追っていた。ニューヨーク支局のウィリアム・スウィーニー副支局長は記者団に、「手配した人物はもう探していない。発見した。それ以上のことは今は控える」と話した。
31日の襲撃では、現場で6人が死亡し、2人が搬送先の病院で亡くなった。12人が負傷し、9人が今も入院している。
サイポフ被告はトラックを降りて模造銃を手にしているところを、警官に腹部を撃たれて病院に運ばれた。
検察によると、取り調べには進んで応じ、黙秘権も行使せず、犯行を認める供述を重ねているという。
サイポフ被告とは
被告は移民多様化ビザ抽選プログラムに当選し、2010年にウズベキスタンから合法的に米国に移住。フロリダ州タンパに住んだ後、ニュージャージー州パターソンに引っ越した。
配車サービス「ウーバー」の運転手として働いていたと、同社もこれを確認した。
米CBSニュースは情報機関関係者の話として、サイポフ被告は捜査当局に以前から知られており、FBIによる2015年対テロ捜査の対象者と関係していたと伝えた。過激化した人物たちと接触しており、少なくともその1人はウズべキスタン人だったという。ここで言われる捜査対象が米国の内外いずれにいたのかは不明だ。
サイポフ被告は2015年捜査の中心ではなく、FBIが当時、事情聴取したかどうかも分かっていない。
ウズベキスタンのシャフカト・ミルジヨエフ大統領はドナルド・トランプ米大統領に対して、捜査局力に全面的に協力すると伝えた。ウズベキスタン当局は、サイポフ被告の名前や国籍をまだ確認していない。
(リンク先に続きあり)
(英語記事 New York truck attack suspect charged with terrorism)
2016年撮影のサイフロ・サイポフ容疑者(ミズーリ州セントチャールズ郡警察)
https://ichef.bbci.co.uk/news/410/cpsprodpb/17792/production/_98564169_6dab553f-246a-4f65-b66e-ac5d45926f2d.png