小学6年の女児(12)を連れ去ったとして、愛知県警西署は5日、未成年者誘拐の疑いで同県北名古屋市沖村西ノ郷、会社員、柴山歩容疑者(33)を逮捕した。女児にけがはなかった。柴山容疑者は「家に送って行こうとしただけ」と容疑を否認している。

 逮捕容疑は、5日午前0時10分ごろ、名古屋市西区の歩道で「家に送ってあげようか」と女児に話し掛け、乗用車に誘い、約10分間にわたり連れ回したとしている。

 西署によると、女児は西区に隣接する同県清須市在住で、現場近くのコンビニに行っていたという。通行人が「車に乗った男が女の子の後を付きまとっている」と署に通報して発覚。北に約1キロ離れた場所で柴山容疑者の車を見つけ、車内にいた女児を保護した。

配信2017.11.5 11:36更新
産経WEST
http://www.sankei.com/west/news/171105/wst1711050032-n1.html