0001みつを ★
2017/11/05(日) 18:57:27.65ID:CAP_USER911月5日 12時18分
11月5日は国連が定めた「世界津波の日」です。東日本大震災の津波が川を遡上(そじょう)するなどして、大きな被害が出た宮城県多賀城市で、川を越えずに避難する方法などを確認する訓練が行われました。
宮城県多賀城市は東日本大震災の際、海から来た大津波に加え、市内を流れる砂押川を津波が遡上してあふれ、市内で188人が犠牲となりました。
5日、国連が定めた「世界津波の日」に合わせて、午前8時半に地震が発生し大津波警報が出たという想定で、市内の各地区から住民が参加して大がかりな避難訓練が行われました。
砂押川の対岸の中学校が避難所に指定されている桜木地区では、高齢者などが川を越えて避難していると間に合わないとして、近くの災害公営住宅に避難することになっています。
住民たちは防災行政無線などで避難指示が出たことを伝えられると、近くの6階建ての災害公営住宅を目指して移動し、階段を使って屋上まで避難するルートを確認していました。
地区の防災担当を務める伊藤幸義さんは「津波は海からだけでなく川からもやって来るので高い場所に逃げることが大切だ。東日本大震災の経験を忘れず、対策につなげていきたい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171105/K10011211171_1711051245_1711051246_01_02.jpg