http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171106/k10011212741000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_011

アメリカのトランプ大統領と面会した拉致被害者の家族が記者会見し、「安倍総理とともに拉致問題を最優先で進めてほしい」と訴えました。

会見では、はじめに、中学1年の時に北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの弟の拓也さんが、出席者が家族の写真を持ってトランプ大統領に会ったことなど面会の詳しい様子を説明し、「トランプ大統領が、平和で明るかったころの私たち家族の写真をみずから手にとって眺めていたのが印象的だった」と述べました。
また、母親の横田早紀江さんは「拉致問題についてよろしくお願いしますと伝えた」と話しました。

続いて、家族会代表で田口八重子さんの兄の飯塚繁雄さんが「核やミサイルの問題もあるが、安倍総理とともに日本の拉致問題を最優先で進めてほしいとお願いした」と話しました。

また、一緒に拉致された母親の消息が分かっていない拉致被害者の曽我ひとみさんは「『帰国できてよかったですね』と声をかけてもらった。母は86歳になるので、一日も早く帰ってきてほしいと伝えた」と述べました。

11月6日 15時40分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171106/K10011212741_1711061546_1711061548_01_02.jpg