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11月6日 16時02分

アメリカ南部、テキサス州で日本時間の6日未明、男が教会で銃を乱射し、26人が死亡しました。事件直後に死亡した容疑者は、殺傷能力の高いライフルを持っていたほか、車からも複数の銃が見つかっていて、警察当局は計画的な犯行と見て詳しい状況を調べています。

テキサス州サザーランドスプリングスにある教会で、現地時間の5日午前11時ごろ、日本時間の6日未明、男が銃を乱射しました。

地元当局によりますとこの事件で少なくとも26人の死亡が確認され、20人がけがをしたということです。

容疑者の男は事件後に車の中で死亡しているのが見つかりました。
アメリカの複数のメディアは、容疑者はアメリカ空軍での勤務経験がある26歳の男と伝えています。

これまでの警察の調べで、男は殺傷能力の高いライフルを持っていて、犯行の際には防弾チョッキを着用していたということです。
また車の中からはこのほかに複数の銃が見つかりました。

警察当局は、事前に周到に準備をした計画的な犯行と見て関係先を捜索するなどして詳しい状況を調べる方針です。

アメリカでは銃を使った事件があとを絶たず、先月1日には、西部ネバダ州ラスベガスで58人が犠牲となるアメリカ史上最悪の銃の乱射事件が起きていて、たび重なる銃をめぐる犯罪を受けて、再び、銃の規制の是非をめぐる論議を呼ぶことになりそうです。

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