http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171106/k10011213011000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_036

11月6日 17時48分

神奈川県座間市のアパートの部屋で男女9人が遺体で見つかった事件を受けて、ツイッター社は、自殺や自傷行為に関する書き込みを禁じていることを明確にするため、ツイッターを利用する際のルールの表記を変更しました。

これはツイッター社が公式ツイートで今月3日に公表しました。

ツイッターを利用する際の注意事項をまとめた「Twitterルール」では、禁止する行為の一つとして、「自殺や自傷行為」という項目を設けています。

これまでは、自殺や自傷行為をほのめかす書き込みがあるという連絡がツイッターに寄せられた場合の会社としての対応を記載していました。

座間市での事件を受け、ツイッター社はこの項目の冒頭に「自殺や自傷行為の助長や扇動を禁じます」と明記しました。

一方、SNS上では、「『#自殺募集』のタグを作れないようにした方がいい」という声や「自殺に関する書き込みは削除すべきだ」という意見も上がっていましたが、ツイッター社の日本法人は、NHKの取材に対して、「自殺についてのツイートを削除することでどのようなメリット、デメリットがあるかを内外で話し合いをしながら決めていくことになるかと思います」と話しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171106/K10011213011_1711061751_1711061751_01_02.jpg
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