厚生労働省が7日発表した2017年夏季賞与の集計結果によると、1人当たりの平均賞与(従業員5人以上の事業所)は、昨夏に比べ0.4%増の36万6502円と、2年連続で増加した。人数が最も多い卸売・小売業は0.6%減少したが、次に多い製造業が0.2%増、人手不足が続く医療・福祉業では2.8%増と伸びた。

 規模別に見ると、従業員100人以上の企業では昨夏比でマイナスになったが、30〜99人の中小企業では3.6%増えた。厚労省は「中小企業の増額が全体を押し上げた」と分析している。

https://this.kiji.is/300422065667327073?c=39546741839462401 2017/11/7 09:08