日本IT界の神話、孫正義「志高く」(29)
2011年11月24日18時07分 [? 中央日報/中央日報日本語版]
2001年6月、ついに東京で試験サービスを始めた。
私は最初から全国サービスを望んだ。
しかし役員は激しく反対した。
NTTとの交渉が難しいうえ、技術的に検証もされていない状態だった。
(中略)
最も大きな理由はNTTの極めて非協調的な姿勢だった。
私は総務省に駆けつけた。担当課長を訪れ、
机を叩きながら血を吐くように大声を張り上げた。

「ここで私は石油を浴びて自分の手で火をつけます。
総務省のあなたたちがNTTにきちんとするよう話さなければ、
独占的ネットワークを武器にこうした違法行為を日常的に黙認すれば、
100万人の顧客に面目が立たない。私は死ぬしかない!」。

総務省の官僚は驚いてこう話した。
「少し待ってほしい。頼むからここではやらないでくれ」。

私はやけくそになった。それでは他の所で死ねばいいということか。
大騒ぎしてようやく‘降参’を受けることができた。
担当課長は疲れた声で「それではどうしろと言うことなのか」と尋ねた。
私は「あなたたちには許認可権がある。NTTの社長に電話をして、
公正に法に基づいて取引をしろと一言だけ話してほしい」と要請した。
課長はその通りにし、そのおかげで何とか破局を免れた。
http://japanese.joins.com/article/877/145877.html?servcode=400&;sectcode=420