0001みつを ★
2017/11/09(木) 23:09:56.78ID:CAP_USER911月9日 21時16分
原発事故に伴う避難指示が、去年、大部分で解除された福島県葛尾村で、休診となっていた診療所がおよそ6年8か月ぶりに診療活動を再開しました。
再開したのは、福島県葛尾村の中心部にある「葛尾村診療所」です。東京電力福島第一原発の事故により休診となり、去年6月、村の大部分で避難指示が解除されたあとも、以前勤務していた医師が高齢のため引退したことなどから診療にあたる医師が確保できず、村には診療所がない状態が続いていました。
こうした中、隣接する地域の医師会が内科と小児科の医師を交代で派遣することになり再開が決まりました。
9日の開所式で篠木弘村長は「住民から最も要望が多かった医療体制の確保を進めるうえで大きな一歩だ。さらに住民が村に戻り、復興が加速するために大きく貢献すると確信している」とあいさつしました。
このあと玄関前に看板が掲げられ、およそ6年8か月ぶりに診療が再開されました。
住民の80代の女性は「これまでは、かぜをひくなどしたら村の外の遠くの病院まで行かなければならず大変でしたが、診療所ができて安心して暮らせます」と笑顔で話していました。
診療所では内科と小児科の診療を、毎週木曜日と、毎月の第2、第4水曜日に行うことにしています。