0001みつを ★
2017/11/09(木) 23:26:51.68ID:CAP_USER911月9日 18時53分
台湾では、労働者の働き方の改革をめぐって、政権が産業界と労働団体の双方から厳しく批判される事態となっていて、今後の政権運営に影響を与える可能性も出ています。
台湾の蔡英文政権は、与党・民進党の支持基盤である労働団体などから働き方の改善を求める声が上がっていたことを受け、去年、労働者が連続で勤務できる日数を最長で6日間などとする労働基準法の改正を行いました。
ところが、競争力が低下するとする産業界だけでなく、労働者側からも「収入が減った」などと厳しい批判が相次ぎ、首相にあたる頼清徳行政院長は9日、当局の審査を経て、労使の合意が得られれば最長で12日間連続で勤務できる案を示しました。
しかし、この方針についても、労働者側が「労働環境を悪化させる」などと批判していて9日、台北市内では内閣にあたる行政院の前で台湾各地から集まったおよそ1000人が集会を開いて「修正は改悪だ」などと反対の声を上げました。
労働者からの反発は、政権の支持率低下を招くおそれがあり、大型の地方選挙を来年に控える中、今後の政権運営に影響を与える可能性も出ています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171109/K10011217781_1711092007_1711092015_01_02.jpg