0001みつを ★
2017/11/10(金) 05:03:09.26ID:CAP_USER911月10日 4時49分
太平洋を囲む21の国や地域が参加するAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議が、10日、ベトナムで開幕します。今回の首脳会議は、域内の経済連携の促進やインフラ投資のルールなどを主なテーマに2日間にわたって討議が行われます。
APECの首脳会議は、日本時間の10日夕方、ベトナム中部のダナンで開幕し、安倍総理大臣をはじめアメリカのトランプ大統領や中国の習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領などが出席します。
今回の首脳会議は、自由貿易を軸に、APEC域内の経済連携を進めることや、デジタル時代に対応した貿易や投資環境の整備、それにインフラ投資のルールなどが主なテーマとなっています。
この中で、安倍総理大臣は、アジア太平洋地域の繁栄と安定には自由で開かれた貿易と投資が欠かせないとして、多国間の自由貿易体制の強化などを訴える方針です。
ただ、経済連携をめぐっては首脳会議に先立って開かれた閣僚会議で、アメリカが2国間の貿易交渉を優先する姿勢を鮮明にする中、協議が難航していて、首脳レベルで足並みをそろえることができるかが焦点となります。
また、安倍総理大臣は、APECにあわせてベトナムで開かれる、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の参加11か国の首脳会合に出席します。首脳会合では、日本時間の9日夜から開いた閣僚会合で、アメリカを除いて協定を発効させることで、大筋合意に達したことを正式に確認することにしています。
さらに、一連の国際会議にあわせて、安倍総理大臣は、中国の習国家主席やロシアのプーチン大統領らと相次いで首脳会談を行う方向で調整を進めていて、北朝鮮に核やミサイル開発を放棄させるとともに、拉致問題を解決するため、圧力を一段と強化するよう協力を要請することにしています。