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11月10日 8時25分

沖縄県の翁長知事とアメリカのハガティ駐日大使との初めての会談が、来週、沖縄県内で行われる方向で調整が進められていることがわかりました。この中で翁長知事は、基地負担の軽減を求めるとともに、普天間基地の名護市辺野古への移設に反対する考えを伝えるものと見られます。

ハガティ駐日大使はことし8月、日本に着任し、先月、沖縄県を訪れましたが、この時には翁長知事との会談は実現しませんでした。
関係者によりますと両者の会談は、ハガティ大使が来週13日にも沖縄を訪れ県庁で行われる方向で、調整が進められていることがわかりました。
会談で翁長知事は、オスプレイなどアメリカ軍の軍用機の事故が県内で相次いでいることなどを踏まえ、沖縄の過重な基地負担を軽減するよう求めるものと見られます。

また、先に行われた日米首脳会談で、安倍総理大臣とトランプ大統領が普天間基地の問題は、名護市辺野古への移設が唯一の解決策だと確認したことに対し、「県民の理解は得られない」などとして、移設に反対する考えを伝えるものと見られます。