11/10(金) 11:21配信
Web東奥

 10月31日に青森県五所川原市金木町の「サンデーホームマート金木店」で起きた強盗事件で、五所川原署と県警機動捜査隊は9日、建造物侵入と強盗の疑いで、同市金木町芦野、会社員の男性容疑者(26)を逮捕した。県警によると、同容疑者は「借金があり、金を得るためだった」と容疑を認めている。数年前まで被害店舗の系列店で勤務していたという。

 逮捕容疑は、10月31日午後8時25分ごろ、同店に侵入し、男性店長(34)に刃物を突き付けて「金出せ」などと脅し、現金約38万7千円とビニールケース2個(計約600円相当)を奪った疑い。

 県警によると、同容疑者は調べに対し、金木店に「過去に仕事で何度か出入りしたことがある」と供述。強盗は「1人で歩いて行ってやった」「無施錠の出入り口から入った」と話している。刃物については「捨てた」と話しているが、見つかっていないという。

 事件発生後、県警は目撃情報が乏しく容疑者の割り出しに難航していたが、同店従業員や周辺住民への聞き込みなどから同容疑者が浮上。9日朝、同容疑者に任意同行を求めて事情を聴き、自供したことなどから逮捕した。逮捕時、同容疑者は十数万円を所持しており、県警は奪った現金とみて裏付け捜査を進める。

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