http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171111/k10011220481000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_010

11月11日 21時53分

今月8日、群馬県上野村でヘリコプターが墜落して炎上し、4人が死亡した事故で、死亡した4人は、ヘリコプターの運航会社「東邦航空」の機長や整備士と確認されました。警察や国の運輸安全委員会が、引き続き事故の原因を調べています。

今月8日、群馬県上野村でヘリコプターが墜落して炎上し、乗っていた4人が死亡しました。

警察が身元の確認を進めたところ、4人は、ヘリコプターを運航していた「東邦航空」の機長の北川一郎さん(60)と、いずれも整備士の杉山勝彦さん(50)、瀧澤俊太さん(27)、池田裕太さん(22)と確認されました。

墜落した機体は、山梨県から栃木県に向かっていたということで、住民の目撃証言では、ヘリコプターは本来のルートとは逆にUターンして低空を飛行し、機体から部品が飛び散ったあと墜落したということです。

また、国の運輸安全委員会のこれまでの調査では、現場から数十メートル離れた場所で、機体の後部にある「テールローター」と呼ばれる部品が、機体から外れて見つかったことがわかっています。

警察と運輸安全委員会は、引き続き、事故の詳しい状況や原因を調べています。