「国債の直接引き受けで日銀が安易に通貨を増発すると、世の中でのお金の流通量も増え、
インフレなど多くの弊害を生む恐れがある」という反論について

片岡は「日本は10年超マイルドなデフレに陥っており、需給ギャップは20兆円程度とも言われている。
デフレに苦しめられている現状で、需給ギャップを埋め、インフレにすることに何ら問題はない。
勿論、過大なインフレが生じる懸念があるのならば、インフレターゲットにより目標インフレ率を設定した上で、
政府と日銀が政策運営を行えばよい」と指摘している。