http://yomiuri.co.jp/economy/20171113-OYT1T50066.html

 海外にある日本食レストランの店舗数が、今年10月時点で約11万8000店に上り、約10年で5倍に増えたことが、農林水産省の調査で分かった。

 日本食は健康的とのイメージがあることに加え、「和食」が2013年に国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されたことも、日本食への関心を高めているようだ。前回調査(15年)時点と比べても、約3割増えている。

 調査は06年以降、不定期に実施している。世界各地に置かれている大使館などが、インターネットサイトなどに掲載されている店舗の数を調べ、農水省が集計した。農水省は、「日本産の農林水産物を海外に売り込むチャンス」として、日本食材の輸出拡大につなげたい考えだ。

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