0001みつを ★
2017/11/14(火) 05:58:48.82ID:CAP_USER911月14日 5時22分
130人が犠牲になったフランス・パリの同時テロ事件から13日で2年となり、現場近くでは犠牲者を追悼する式典が行われました。フランスでは今月、警察の権限を強化する新たなテロ対策法が施行されましたが、人権が制限されることを懸念する声も上がっていて、テロ対策の難しさが浮き彫りになっています。
おととし11月に起きたパリの同時テロ事件では、武装した若者たちが、コンサートホールやレストランなどを相次いで襲撃し、130人が犠牲になりました。
事件から2年となった13日、現場近くの区役所の前では犠牲者を追悼する式典が開かれ、黙とうがささげられたほか、当時コンサートホールでライブを行っていたロックバンドも演奏を披露しました。
この事件では過激派組織IS=イスラミックステートが犯行を主張し、その後ヨーロッパ各地でISの過激な思想の影響を受けた若者らがテロを引き起こすきっかけにもなりました。
事件のあとフランス政府は、警察が裁判所の令状なしに家宅捜索などを行うため全土に非常事態宣言を出してきましたが、今月こうした警察の権限を恒常化させる新たなテロ対策法が施行されました。
ただ、ことし9月に行われた世論調査では、60%近くが新たな法律を支持すると答えた一方で、同じく半数以上が人権が制限されるおそれがあると懸念も示すなど、国民の間に戸惑いも広がっていて、テロ対策の難しさが浮き彫りになっています。