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2017年11月15日 9:28 発信地:シドニー/オーストラリア

【11月15日 AFP】オーストラリアで14日、同性婚合法化の賛否を問う国民投票の結果が発表され、賛成票が多数を占めた。この結果を受けて、同性婚を合法化する改正法案が議会に提出されることになった。

 国民投票は2か月にわたって郵便投票で行われた。首都キャンベラで記者会見を開いたオーストラリア統計局(Australian Bureau of Statistics)は、投票した1270万人のうち62%前後が賛成し、反対は38.4%だったと発表した。

 デービス・カリッシュ(Davis Kalisch)局長は、投票率が80%近くに達しとも説明。「国民は統計が有権者の意見を反映していることを信頼できる」と続けた。

 同性カップルは早ければクリスマスまでに婚姻できるようになる可能性もある。ただ、それにはまず議会が拘束力のない国民投票の結果に法的効力を持たせる法律を制定する必要がある。(c)AFP/David MILLIKIN