ジンバブエの簡単な解説(超インフレ以降編)
超インフレ達成。おめでとう。

さすがに国民がブチキレ。独裁なのに、ムガベが大統領選挙に負けそうになってピンチ

相手がいなければいいや ってことで野党候補弾圧しまくり

ムガベ「私を解任できるのは神だけだ。フハハハハハ」 野党「支持者死にすぎ!もう辞退する」 ムガベ続投へ

欧米が経済制裁発動。紙幣用の紙が届かなくなり、紙幣の発行ができなくなる。でもインフレが止まらない

遂に銀行システムがオーバーフロー(桁あふれ)。送金システムがパニックに

2008年8月。2度目のデノミ施行。100億ジンバブエドルが1ジンバブエドルに

外貨の使用が一部小売と卸売で試験的に公認される。

ジンバブエドルの存在価値がますますなくなる。

闇為替取引が蔓延るのは送金システムのせいだ!ということで、銀行間電子取引システム停止。

全企業が二回目の不渡り状態。山のような現金での取引を強いられることに

ムガベ、野党と連立を模索する。が、ポストを全部与党に割り当てたせいで野党がキレる

金鉱が電気代未納で閉鎖に。輸出の1/3を占める金産業がピンチでますますインフレに

インフレが激しすぎるので、遂に小売店がジンバブエドル受け取り拒否をはじめる。

公式インフレ率2億3100万%達成。民間推計だとインフレ率1京200兆%。最終的には897垓%とも。

ジンバブエドルが完全に信用を失ったのでアメリカドルと南アフリカランドの国内流通を公式に認める。

公務員の給与もアメリカドルで支払うようになりジンバブエドルを使用する人がいなくなる。

ジンバブエドルを使用する人がいなくなったので政府もジンバブエドルの発行を停止し、ジンバブエドルが事実上消滅。

ジンバブエドルが事実上消滅した結果、ジンバブエのインフレは終息した。