§捜査の進捗

  ◆現場
    ・部屋には8個のクーラーボックスなどが置かれていた
    ・部屋には空の収納箱もあった
    ・5人分のキャッシュカードや診察券、それに、ICカード、女性用の靴7足、女性用と見られる赤や黒などのバッグ5個押収
    ・6人のうち5人は部屋からキャッシュカードや診察券などが見つかり、
     2人については携帯電話のGPS機能から現場周辺で足取りが途絶えているのが確認されている
    ・のこぎり2本と替え刃、出刃包丁、文化包丁、きり2本、キッチンばさみ、なた、やすり、ゴーグル、マスク押収
     白いロープや結束バンド押収
    ・浴室などから血液反応が検出されていた
    ・部屋の中からは血の付いたのこぎりや出刃包丁などが見つかっている
    ・部屋からは2本のロープが見つかり、このうちの1本は、未使用のままロフトに置いてあった ← ★New
    ・部屋から、丸山一美さん(25)、田村愛子さん(23)の携帯電話2台が見つかっている
    ・携帯電話は新聞紙に包まれた状態でごみ袋に入れられていた

  ◆その他
    ・8月中旬に自殺の方法などについてスマートフォンで頻繁に検索していた
    ・「飛び降り」や「自殺ほう助」、「何人殺せば死刑」など、自殺や罪名などに関する内容も検索していた
    ・のこぎりなどを購入する前にスマートフォンで遺体の遺棄の方法などを検索していた
    ・スマートフォンに、被害者と見られる画像があった

    ・アパートに入居する前にロープなどを購入していた
    ・(容疑者が購入した供述するロープの)10本の中にはアパートに入居する前に購入したものもあった ← ★New

    ・アパートに入居した8月22日ごろ、白石容疑者は『死にたい』という名前のツイッターのアカウントを開設
    ・『死にたい』のアカウントでは「この世に救いはない死んで終わらせないと」などと書き込み、
     「一緒に死にますか?道具も場所も揃ってて実行するだけです」などと、
     自殺願望がある人を誘い込むようなメッセージを送っていた
    ・9月に入るとみずからを『首吊り士』と名乗った新たなアカウントを開設し、
     プロフィールには「首吊りの知識を広めたいお気軽にDMへ連絡ください」などと書き込む
    ・『首吊り士』のアカウントでは、具体的な自殺の方法を解説するような書き込みをしていて、
     このアカウントのフォロワーは少なくとも429人
    ・「首吊り士」、「死にたい」などといった複数のアカウントを使って、
     ツイッターで自殺願望をほのめかしている女性たちに一緒に自殺することを持ちかけていた
    ・8月6日には、「怪しまれて捜索願いが出たり、場所を特定される可能性がある」として
     自殺する前に友人や家族に連絡するのをやめるよう書き込む
    ・複数のアカウントを使って「一緒に死にましょう」と呼びかけたり、
     具体的な自殺の方法を示したりして誘い出していた
    ・9人以外にも、同じようにツイッターで知り合い、
     自殺願望を書き込んでいた複数の若い女性に一緒に自殺することを持ちかけていた
    ・男性を除く被害者はツイッターを通じて知り合った

    ・三浦瑞季さん(21)、西中匠吾さん(20)と1度、一緒に酒を飲んだことがある
    ・容疑者は部屋を契約した際は無職で、口座の残高も少なく、金に困っていた
    ・ことし8月下旬以降、自宅のアパートの部屋で男女9人を殺害し、
     クーラーボックスや収納箱に遺体を遺棄したことを認めている