2009年のしし座流星群(Wikimedia Commons)
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今週末は、発達する低気圧の影響で、全国的に天気が荒れる見通しだが、夜空ではしし座流星群が見ごろを迎える。もっとも活動が活発化するのは18日未明とされるが、チャンスは今月末まで続くので、寒さに負けず、チャレンジしてみて欲しい。
しし座流星群は過去にも多くの流星嵐が記録されており、16年前の2001年11月18日深夜には、日本でも1時間あたり1000個を超える流星が観測されている。母天体は、テンペル・タットル彗星で、公転周期である約33年ごとに大きな流星嵐のチャンスがめぐってくるといわれている。

今年は18日未明に極大を迎えるが、新月の時期なので月明かりに邪魔されず、観測条件には比較的恵まれるため、1時間に2?5個程度見えるかもしれない。

気になる天気だが、18日ごろは低気圧や寒気の影響で、北日本を中心に雲が広がりやすく、全国的に荒れた天気となる見通し。ただ、しし座流星群の活動自体は今月末まで続くので、防寒対策をしっかりして、観察して欲しい。

配信2017年11月16日 10時25分
ハザードラボ
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