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11月16日 16時27分

安倍総理大臣は、全国商工会連合会の全国大会であいさつし、生産性向上に取り組む中小・小規模事業者への支援策を強化するとともに、後継者不足に悩む企業の事業を存続できるよう、必要な税制措置などを検討する考えを示しました。

この中で、安倍総理大臣は、「未来をしっかりと見据えながら、生産性を一気に高めていくための中小・小規模事業者による攻めの投資を全力で支援する。人口減少の時代にあって、生産性革命のうねりを全国津々浦々に広めていきたい」と述べました。

そのうえで安倍総理大臣は、「皆さんの投資を一層力強く後押しするため、さらに大胆な措置も検討していく。年末に向けて編成する補正予算では、いわゆる『ものづくり補助金』を盛り込み、1万社を超える攻めの投資を支援していく」と述べ、生産性向上に取り組む中小・小規模事業者への支援策を強化する考えを強調しました。

また、安倍総理大臣は、「人手不足とともに、もう1つの大きな課題が後継者問題だ。育て上げた虎の子の事業をしっかりと次の世代へ円滑に引き渡していけるよう、思い切った予算、税制上の措置を講じる」と述べ、後継者不足に悩む企業の事業を存続できるよう、必要な税制措置などを検討する考えを示しました。

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