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(リンク先に動画ニュースあり)

11月16日 21時32分

軽快な三味線のリズムに合わせて餅をつく、徳島県美馬市の伝統行事「三味線もちつき」を地元の子どもたちが体験しました。

「三味線もちつき」は江戸時代、藍の取り引きで栄えた脇町、今の徳島県美馬市の豪商が年末ににぎやかに餅をついたのが始まりとされ、市の無形民俗文化財に指定されています。

16日は市内の岩倉保育所でおよそ80人の子どもたちが、地元の保存会の人たちと一緒に餅つきを体験しました。軽快な三味線のリズムに合わせて餅をつき、子どもたちが「ぺったんこ、ぺったんこ」とかけ声をかけたり、保存会の人と一緒に小さなきねで餅をついたりして、年末の伝統行事を一足早く楽しんでいました。

つきあがった餅は早速、きな粉をまぶしてふるまわれました。子どもたちは「かけ声が楽しかった」とか「お餅がほかほかでおいしかった」などと話していました。