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[メルボルン 16日 ロイター] - オーストラリアで行われた郵便による国民投票で同性婚支持が過半数に達したことを受け、議員らは16日、12月初めまでに法案可決を目指すと表明した。

法案が可決すれば、オーストラリアは26番目の同性婚合法化国となる。

任意参加の郵便投票の形で約2カ月かけて行われた国民投票の結果が統計局から15日発表され、同性婚合法化への賛成票が全体の61.6%、反対は38.4%だった。有権者の約80%が参加した。

自由党と国民党から成る与党保守連合と最大野党の労働党はともに、12月7日までに法案の議会通過を目指しているとし、15日にターンブル首相が言及したクリスマスより早い期限が示された。

ただ、政権内の一部保守派議員は反対の姿勢を示しており、宗教の自由保護のため、同性カップルに対する区別を容認する修正条項案を提出するとしている。

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