産経ニュース2017.11.17 21:38更新
http://www.sankei.com/politics/news/171117/plt1711170041-n1.html

自民党の鴨下一郎元環境相は17日のTBS番組の収録で、来年秋の党総裁選に向けた石破茂元幹事長の対応について「必ず出る。(来年)年が明けて石破氏が総裁選で安倍晋三首相と争っていくよう気迫を伴って表明していく時期がくるだろう。われわれも秘めたる気迫を持っている」と述べた。鴨下氏は石破派に所属している。

 同党の竹下亘総務会長が13日の石破氏のパーティーで、石破派を「『何年干されても、やるぞ』という熱気を感じない」と苦言を呈したことに、鴨下氏は「エールを送ってもらった」と受け止めた上で「秘めたる気迫」に言及した。

 鴨下氏はまた、「(石破氏は)党内で批判的なことを言っているだけではいけない。例えば、社会保障はどうなるのかといった国民が考える素朴な疑問について、来年からストレートに短い言葉で語れるようにしていきたい」と語った。