0001みつを ★
2017/11/18(土) 00:28:27.82ID:CAP_USER911月18日 0時10分
中国の習近平国家主席は、ことし6月に外交関係を樹立した中米のパナマのバレーラ大統領と会談して、貿易や投資などで関係を強化していく姿勢を強調し、中国として台湾との外交関係を絶ったパナマを手厚く歓迎することで、台湾と外交関係を維持しているほかの国に対して揺さぶりをかける狙いもあると見られます。
中国とパナマは、ことし6月に外交関係を樹立し、パナマは「1つの中国」という考え方に基づいて台湾との外交関係を絶ちました。
パナマのバレーラ大統領は、16日から外交関係の樹立後初めて中国を訪れていて、17日は歓迎式典のあと習近平国家主席と会談しました。会談で、習主席は「速いスピード、高いスタート地点、それに高い標準で両国の仕事を推進する」などと述べ、関係を強化していく姿勢を強調しました。
このあと発表された共同声明では、パナマ政府が「1つの中国」の原則を厳格に守り、中国の平和的な統一のプロセスを積極的に支持することを確認し、両国は中国が提唱する巨大経済圏構想「一帯一路」や、貿易や投資などの協力文書に署名したなどとしています。
中国としてはパナマとの関係強化で、「アメリカの裏庭」とも言われる中南米やカリブ海での影響力を広げるとともに、パナマを手厚く歓迎することで台湾との外交関係を維持しているほかの国に対して揺さぶりをかける狙いもあると見られます。