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(リンク先に動画ニュースあり)

11月18日 15時40分

今月6日に漁が解禁されたズワイガニを市価より安く販売する恒例の「越前かにまつり」が福井県越前町で開かれ、大勢の観光客でにぎわいました。

この催しはズワイガニ漁の解禁に合わせて、福井県越前町の漁協などでつくる実行委員会が毎年開いていて、会場の道の駅には地元の鮮魚店や飲食店などが18の店を出しました。

「越前がに」のブランドで知られるズワイガニが市価より1割から2割ほど安く販売され、東京や大阪などから訪れた大勢の観光客が次々に買い求めていました。

特に人気なのがズワイガニのメスが丸ごと1匹入った「かに汁」で、観光客が長い列をつくりました。

また、かにの身やかにミソなどがたっぷりのった「かに丼」も販売され、家族連れなどが福井の冬の味覚を味わっていました。

東京から訪れた68歳の女性は「毎年来ていますが、越前がには甘みがあってとてもおいしいです。購入したかには子どもたちに送ります」と話していました。

この催しは19日も開かれ、主催者側は2日間でおよそ7万5000人の人出を見込んでいます。