名古屋城新天守、エレベーターなしへ 江戸期の姿忠実に

名古屋城天守木造化のイメージ=竹中工務店の技術提案書から
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20171116002883_comm.jpg

 名古屋市は16日、2022年末完成を目指す名古屋城の木造新天守にエレベーターを設置しない方針を有識者会議で示した。
 「史実に忠実な復元」のため。
 代わりに、地下から地上5階までの階段に沿って椅子付きのリフトを設け、障害者や高齢者も観覧できるようにする。

 1959年に再建された鉄筋コンクリート製の現天守には、5階まで移動できるエレベーターが設置されている。
 しかし、市は名古屋城の「本質的価値を高める」として、木造化には伝統的な材料や工法を採用する方針。
 江戸期の姿を忠実に復元するとして、エレベーターを設けない方針を決めた。

 代わりに座ったまま上り下りができるリフトを設置する方針。
 そのためのレールや椅子を階段に付ける。
 安全確保のため、使用時は階段を片側通行や通行止めにする。

 工事を担う竹中工務店の基本方針では、車いす利用者らも「不自由なく観覧できるようにするため」として、エレベーター設置案も掲げていた。
 市内の障害者団体は7月、木造天守にもエレベーターを設置するよう要望。
 障害者らの意見を聞く機会を設けることも求めている。

朝日新聞DIGITAL 2017年11月16日16時34分
http://www.asahi.com/articles/ASKCJ3F4GKCJOIPE005.html

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