0001みつを ★
2017/11/22(水) 01:16:27.68ID:CAP_USER911月21日 20時15分
内戦が続くシリアをめぐって、アサド政権と、敵対する反政府勢力の双方が出席する和平協議が、来週開かれるのを前に、ロシアのプーチン大統領とアサド大統領が会談し、アサド政権の存続に向けて反政府勢力への圧力を強めています。
シリアでは、過激派組織IS=イスラミックステートによる反撃が続いていた東部の都市アブカマルを20日、ロシアの軍事支援を受けるアサド政権の軍が奪還し、これでISの拠点はすべて制圧されたことになります。
これを受けて、ロシアのプーチン大統領は20日、南部のソチでアサド大統領と会談し、「テロリストとの戦いは終わりに近づいた」と述べ、テロとの戦いの成果を強調しました。
また会談で、プーチン大統領が「テロリストを壊滅させたあと、最も重要なのは政治的解決の問題だ」と述べたのに対し、アサド大統領は「対話の用意はある。外国が政治プロセスに介入しないよう支援してほしい」と応じました。
シリアをめぐっては、今月28日からスイスのジュネーブで、アサド政権と、敵対する反政府勢力の双方が出席する和平協議が開催される予定で、プーチン大統領とアサド大統領は、これを前に会談することで、アサド政権の存続に向けて反政府勢力への圧力を強めた形です。
ロシア大統領府によりますと、プーチン大統領は、21日にはアメリカのトランプ大統領と電話会談を行うことになっていて、アサド大統領の今後の処遇についても意見を交わすものと見られます。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171121/K10011231381_1711212001_1711212015_01_02.jpg