0001みつを ★
2017/11/22(水) 23:39:22.77ID:CAP_USER911月22日 19時07分
霜降り牛肉にカニ、地酒。豪華な返礼品が目を引く、ふるさと納税が人気を集めています。年末を控えて「どこにふるさと納税をしようか?」と思いを巡らせている方も多いかも知れません。自治体間の返礼品競争の過熱が何かと騒がれている、ふるさと納税。いま、そんな姿とはちょっと違った、新たなムーブメントが起こり始めています。(鹿児島局 阿部有起 ネットワーク報道部 野田綾 後藤岳彦)
“作られた”殿堂入り
「お気に入り登録をお願いします」。今月、ふるさと納税を巡る競争の過熱を象徴するような問題が明らかになりました。
鹿児島県志布志市は、インターネットで自治体の返礼品の紹介などを行うポータルサイトの閲覧数を増やそうと、職員に閲覧を呼びかけていたことが分かりました。
志布志市によりますと、去年からふるさと納税の返礼品を紹介するインターネットのポータルサイト「ふるさとチョイス」で市のページを閲覧するよう朝礼で職員に呼びかけていたということです。
志布志市のふるさと納税の返礼品のうなぎや牛肉について「1日ごとに削除と登録を繰り返して下さい」などと職員に要請していました。
「ふるさとチョイス」のサイトでは全国の自治体の返礼品の紹介や寄付の申し込みのほか、自治体ごとの閲覧数や人気がある返礼品のランキングも表示されます。
ランキングが高くなれば、それだけ寄付をしたいという人たちの目に触れるので、寄付も集まりやすくなるのではないかという狙いです。
サイトでは、志布志市は月間の閲覧数が去年5月から3か月連続で全国1位になり、3回1位になると選ばれる「殿堂入り」を果たしていますが、市は職員への呼びかけが閲覧数の増加につながったかは分からないとしています。
志布志市では昨年度、ふるさと納税によって鹿児島県の自治体で最も多い22億5300万円の寄付を集め、全国でも18番目に多い寄付額となりました。
志布志市は、「活性化に向けて職員一丸となって盛り上げ、露出を増やすためだった。寄付する人を欺くようなことはしていないが誤解を与えてしまいおわびしたい」として、職員に呼びかけてアクセスをすることをやめました。
「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクは「意図的に操作された情報は寄付者の皆さんに伝えたい情報ではない。今後、自治体に対して注意を喚起する」としていますが、今月22日現在、志布志市はサイト上の「殿堂入り」に入ったままとなっています。
(リンク先に続きあり)