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11月24日 17時03分

気象庁の長期予報によりますと来月からの3か月は、上空に寒気が流れ込みやすくなる影響で、西日本の日本海側では降雪量が平年並みか多くなる見込みです。

気象庁が24日発表した3か月予報によりますと、来月(12月)から来年2月までの3か月間の平均気温は、全国的に「ほぼ平年並み」の見込みです。

月別では、来月は、沖縄・奄美では「ほぼ平年並み」ですが、北日本から西日本にかけては「平年並みか低い」と予想されています。

その後、来年1月と2月は、北日本では寒気の影響が小さくなるため「平年並みか高い」と見込まれていますが、このほかの地域では「ほぼ平年並み」と予想されています。

一方、3か月間の降雪量は、北日本と東日本のいずれも日本海側では「ほぼ平年並み」ですが、西日本の日本海側では、今後、偏西風が日本付近で南に蛇行し西日本を中心に寒気が流れ込みやすくなると予想されていることから、「平年並みか多い」と予想されています。

気象庁は「暖冬だった去年に比べてことしは寒気が流れこみやすく、冬らしい冬になるところが多い。寒気の流れ込みが強まると一時的に降雪量が増える可能性もあるので最新の気象情報を確認してほしい」と話しています。