27日朝、東京電力の福島第一原発3号機で使用済み燃料プールを冷やす設備が停止しました。福島第一原発では、20日にも2号機で放射線を測定する機器が停止していて、トラブルが相次いでいます。

 東京電力によりますと、27日午前9時40分ごろ、福島第一原発3号機で使用済み燃料プールの冷却設備が停止しました。およそ2時間後の11時35分ごろに復旧し、水温と水位にほとんど変化はないということです。

 東電は、作業員がなんらかの理由でスイッチに接触し、冷却設備に誤った信号が送信されたことが原因と推定しています。

 福島第一原発では、今月20日にも2号機の放射線検出器が停止し、およそ2時間20分にわたって格納容器内の核燃料が臨界しているかを監視できない状態になるトラブルが起きています。


11/27(月) 18:53 yahooニュース
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