山形県鶴岡市三瀬の海岸に漂着し、市立加茂水族館に保護されていた
キタゾウアザラシが餌などをよく食べるほどの回復ぶりを示している。

 10月15日に発見され保護された際には頭などに傷があり衰弱していたが、プールのある個室で抗生剤投与などの治療を受け、
約2週間後にはマダイなど生き餌を食べ始めた。いまでは飼育員が与えるサバやアジなどを首を伸ばして食べるほど食欲が戻った。
推定年齢は3歳という。

 キタゾウアザラシは北米大陸の太平洋側などに生息し、国内での保護事例は2例と少ない。
同館では海に戻さず、今後も保護を続けていくという。

産経
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171127-00000540-san-soci

画像 飼育員からもらう餌を元気に食べるほど順調に回復しているキタゾウアザラシ(山形県鶴岡市立加茂水族館提供)(写真:産経新聞)
https://amd.c.yimg.jp/amd/20171127-00000540-san-000-2-view.jpg