NTT東日本と西日本は30日、インターネットの非対称デジタル加入者線(ADSL)サービス「フレッツ・ADSL」の提供を大部分の契約で平成35年1月31日に終えると発表した。より高速な光回線の普及に押されて利用者が減少したためで、28年に新規申し込みの受け付けを終了していた。

 提供を終了する対象は光回線サービス「フレッツ光」への移行が可能な68万5000契約。光回線の届いていない16万2000契約に対しては引き続きADSLサービスを提供する。

 また、総合デジタル通信網(ISDN)サービス「フレッツ・ISDN」の新規申し込みの受け付けを来年11月30日に終了することも発表した。利用者の減少が理由で、サービスの提供をやめるかどうかは別途検討する。
http://www.sankei.com/economy/news/171130/ecn1711300040-n1.html