山形市の山形二小(最上博之校長)で、校長室の金庫に保管してあった
現金約30万円が盗まれる被害があったことが30日、関係者への取材で分かった。
同校は28日に山形署に被害届を出しており、同署が捜査している。

関係者によると、現金は保護者から集めている社会科見学用の積み立て金で、
今月22日に担当教員が金融機関から引き出し、封筒に入れて金庫に鍵を掛けて保管していた。
この教員が祝日明けの24日午後5時15分ごろ、業者への支払いのため鍵を開けたところ、
全額なくなっていることに気付いた。

校長室は1階正面玄関近くにある。
金庫の鍵は通常、校長室の机の引き出しに入れてあり、基本的に校長と教頭が管理していた。
今回、引き出しは施錠されていなかった。
室内に荒らされた形跡はなく、夜間警備でも異常は確認されていないという。

阿部謙一市教育部長は
「捜査には全面的に協力しており、結果を待つしかない。
 今回の経過については保護者役員にも伝えている。
 保護者や児童に不安が及ばないよう配慮していきたい」と話した。

以下ソース:山形新聞 2017年12月01日 07:06
http://yamagata-np.jp/news/201712/01/kj_2017120100001.php