裸の男性が写った動画をインターネットサイトに投稿したとして、京都府警生活安全対策課と中京署は4日、わいせつ電磁的記録媒体陳列の疑いで、京都市南区久世中久町、派遣社員の男(43)を逮捕した。

 同署によると、男は動画について「公衆浴場の男性用脱衣場で、腕時計型のカメラを使って盗撮した」と供述しており、府迷惑行為防止条例違反(盗撮)容疑でも調べる。

 逮捕容疑は9月9日〜10月29日、全裸男性が写った動画計11本を動画販売仲介サイトに投稿して、不特定多数が閲覧できるようにした疑い。

 中京署の説明では、公衆浴場の経営者らが自分の浴場の動画がネットで公開されていると気付き、脱衣場で不審な動きをしていた男を見つけて同署に相談した。動画は1本当たり約550円でダウンロードされ、男は「約60万円をもうけた」と話しているという。

配信2017年12月04日 22時29分
京都新聞
http://kyoto-np.jp/politics/article/20171204000189