http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171205/k10011246541000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_004

12月5日 1時03分

北朝鮮が核・ミサイルの開発を加速するなか、国連は政務担当のフェルトマン事務次長を5日にもピョンヤンに派遣し、北朝鮮側と朝鮮半島の緊張緩和などをめぐって協議を行うことになりました。

これは、ニューヨークの国連筋がNHKに明らかにしたもので、フェルトマン事務次長は5日にもピョンヤンを訪問し、北朝鮮の政府幹部らと朝鮮半島の緊張緩和などをめぐって協議を行うということで、国連はこのあと正式に発表することにしています。

国連の幹部による北朝鮮訪問は、2010年に当時のパスコー事務次長がパン・ギムン(潘基文)事務総長の特使としてピョンヤンを訪問したことがあり、今回、事態の打開に向けて国連としてどのような役割を果たせるのか注目されます。

フェルトマン事務次長は、先月29日の北朝鮮による弾道ミサイルの発射を受けてその日に開かれた国連安全保障理事会の緊急会合で報告を行った際、北朝鮮のチャ・ソンナム国連大使と会談したことを明らかにしていました。