府職員 議員に配慮し質問案準備

http://www3.nhk.or.jp/lnews/osaka/2003309691.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

大阪府の職員が議員からの依頼などがないのに、議員のための
質問案を準備していたことがわかり、府が経緯を調査をしています。

大阪府議会では、ことしの9月27日に9月定例議会が開会しましたが、大阪府によりますと、
そのおよそ2週間前の9月14日、環境農林水産部の職員が同僚の職員に対し、
部長からの指示としてメールを送信していました。
メールの文面は、
「本日、部長より指示がありました。維新議員は選挙の応援活動を行っており、
議会の質問について何も考えていないと思われる。そのため、選挙終了後(25日以降)に
何か項目ないかと問われるため、事前にネタを集めておけ」
などというもので、9月24日の大阪・堺市の市長選挙を控える中、
議員からの依頼や問い合わせなどがないのに、議員のための質問案を作るよう指示する内容でした。

その後、この職員には、同僚の職員から4つの質問案が寄せられたものの、
最終的にこれらの質問案は大阪維新の会の議員には手渡されなかったということです。

大阪府は、部内の職員からの連絡を受け、メールを送信した職員に聞き取り調査をしたところ、
「部長からの指示を勘違いしてメールを送ってしまった。
9月下旬に行われた堺市長選挙で、議員が忙しいと思ったので配慮してしまった」
と話しているということです。

12/05 14:06