3年前の噴火で死者・行方不明者63人を出した御嶽山の防災活動などに取り組む「火山マイスター」の認定作業が、年明けから始まることになりました。

「御嶽山火山マイスター」の審査・認定に関わる委員会の初会合が木曽町で開かれ、県が示したスケジュールや審査項目が概ね了承されました。

マイスターを目指す人は年明けに開かれる講習を受け、2月中旬以降に志望動機や御嶽山に関する活動を記したレポートを提出します。

審査は、レポートと面談をもとに火山の専門家などが行い、3月下旬までに合格者が発表されます。

マイスターの候補としては山小屋や旅館の経営者のほか噴火当時に山頂付近にいた人も想定されますが、県は、「これまでの御嶽山に関わる活動の内容が審査のポイントになる」としています。

県によりますと、「火山マイスター」という名称で活動する枠組みは北海道の有珠山に次いで全国で2例目だということです。

配信05日20時31分
SBCニュース
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