0001孤高の旅人 ★
2017/12/06(水) 06:22:46.29ID:CAP_USER92017/12/05 14:56
http://www.niigata-nippo.co.jp/sp/news/national/20171205361229.html
防災科学技術研究所(茨城県)は11月、本県など全国の海や陸に設置した地震や津波、火山の観測網「MOWLAS」(モウラス)の本格的な運用を始めた。観測網の一つである海域での観測体制が本格的に整備されたことを受け、陸域のみでの観測時に比べて、津波の検知は最大約20分、緊急地震速報の発出は30秒ほど早くなるという。
防災科研は1995年の阪神・淡路大震災をきっかけに、県内50地点を含む全国約2千地点に地震計などを整備。このほか、火山活動などを検知する観測網も設置してきた。
津波対策は2011年の東日本大震災を受けて強化。海域を震源とする地震や津波の早期検知を目的に、北海道沖から千葉県房総沖までの海域に地震計と水圧計を設置した。11月中旬から本格運用を始め、地震、火山、津波に関する7種類の観測網をモウラスとしてまとめた。
防災科研の青井真・地震津波火山ネットワークセンター長(49)は「東日本大震災以降、津波に目がいきがちだが、中越地震のように内陸での地震も多く起きている。モウラスの整備で、防災情報をより迅速に出す体制が強化された」と指摘。「日本海側でも津波は起きるので、新潟の方にも関心を持ってほしい」と話している。