【重要】

■最高裁判所大法廷は第一、第二、第三小法廷裁判官15人全員で審議

判決は15人中の過半数である8人以上の多数意見で決まる.
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※最高裁判所裁判官の定年は70歳で任期は最長で70歳誕生日の前日までとなる
※最高裁判所長官の寺田逸郎判事の定年退職が来年1月8日なので年内判決の
予定で10月25日に結審した。

最高裁判所裁判官の定年は70歳であるのに対し、最高裁判所裁判官に任命される者はほとんどが60歳以上であるため、
日本国憲法第79条第2項の条件を満たして実際に国民審査の再審査を受けた最高裁判所裁判官は過去にわずか6人で、
再審査を2度受けた裁判官は1人もおらず、1963年を最後に国民審査の再審査は1度も行われていない。

つまり、現在、現職の最高裁判事、全員次の国民審査を待たずしてほとんどが定年退官。
任官直後に国民審査1度行うと次は10年後である。
悔しいが奴らに取って国民審査は何のペナルティにもならない。
惜しむらくは今回の解散総選挙がせめて来年念頭だったら相当抑止力になった。

●明らかに今日の判決は今回の解散総選挙後に先送りした恣意的判決である。

●第一小法廷裁判官

66歳 池上政幸(いけがみまさゆき)(昭和26年8月29日生)
65歳 大谷直人(おおたになおと)(昭和27年6月23日生)
66歳 小池裕(こいけひろし)(昭和26年7月3日生)
66歳 木澤克之(きざわかつゆき)(昭和26年8月27日生)
64歳 山口厚(やまぐちあつし)(昭和28年11月6日生)

●第二小法廷裁判官

69歳 寺田逸郎(てらだいつろう)(昭和23年1月9日生) 最高裁判所長官
69歳 小貫芳信(おぬきよしのぶ)(昭和23年8月26日生)
68歳 鬼丸かおる(おにまるかおる)(昭和24年2月7日生)
69歳 山本庸幸(やまもとつねゆき)(昭和24年9月26日生)
65歳 菅野博之(かんのひろゆき)(昭和27年7月3日生)

●第三小法廷裁判官

68歳 岡部喜代子(おかべきよこ)(昭和24年3月20日生)
67歳 木内道祥(きうちみちよし)(昭和23年1月2日生)
68歳 山ア敏充(やまさきとしみつ)(昭和24年8月31日生)
63歳 戸倉三郎(とくらさぶろう)(昭和29年8月11日生)
66歳 林景一(はやしけいいち)(昭和26年2月8日生)

69歳 寺田逸郎(てらだいつろう)(昭和23年1月9日生) 最高裁判所長官
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裁判官としての心構え等 → 失望した!

司法は,この時代にふさわしい,より身近で頼りがいのある存在となることを目指していく取組のなかにあります。
そんな時代の裁判を担う責任者として,裁判のありようが求められている正義への期待とかけ離れたものとならないよう,
たえず心がけ,努めていきたいと思っています。(平成27年3月26日)