飲食店で塩分の量を調査

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/6083288381.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

胃がんや脳卒中など生活習慣病による死亡率が全国でも高い青森県では、
塩分の取りすぎが原因の1つとされることから、県は、ラーメンなどに含まれる塩分の量を実際に調査し、
食事のとりかたの工夫を呼びかける取り組みを始めました。

この取り組みは、外食することの多いラーメンやうどん、そばを提供する飲食店のメニューに、
どのくらいの塩分が含まれているかを知り、取りすぎを防いでもらおうと青森県が始めました。

6日は青森市内にあるラーメン店を県の担当者が訪れ、みそとしょうゆラーメン、
それぞれのスープを提供してもらい、測定器を使って塩分濃度を調べました。

青森県によりますと、県内の成人1日当たりの塩分摂取量は10点5グラムで、
国が推奨している8グラム未満を大きく上回っています。
県では、県内で麺類を提供する100店で調査を行い、メニューごとの
平均値などを公表した上で、食べ方の工夫を呼びかける予定です。

調査に協力したラーメン店の大西文雄社長は、
「塩分の少ないラーメンはおいしくないので、ラーメンをお昼に食べた日は、
晩ご飯で塩分を控えるなどして調整して欲しい」
と話していました。

県がん・生活習慣病対策課の嶋谷嘉英課長は、
「生活習慣病は10年20年の生活の積み重ねが原因となる。
塩分摂取量が減少すれば必ずいい方向に向かうので、地道に取り組んで欲しい」
と話していました。

12/06 18:59