こういう利権は意外と成り立ちの順番が全てなんだよ


例えば古本屋は著作権が出来る前からあったから今も真っ当な商売と扱われてるけど
もし今まで無くて今日ベンチャー企業が発表したとしたら24時間以内には潰されるだろう

デジタル音楽もCD発明時点でコピー可能な仕様だったから今もコピー可能
音楽業界は一時期コピー不能CDやDRM配信で抵抗を試みたが
既にiPodの便利さを知ってしまったユーザーの支持を得られず失敗に終わった

デジタル映像は最初からコピー不能の仕様だったから私的複製権が大幅に制限され
ユーザーはDVDやTV番組を自由にPCやスマホにダビングする権利がない

MAD動画も芸術表現の一種または風刺表現のツールとして今や文化と言えるほど活用されているが
著作権より後から出て来たせいで元ネタの権利者の方が圧倒的優位
権利者にとって都合が悪ければ簡単に削除されてしまう


NHKの強制契約も放送法が出来た当時はテレビ局はNHKしかが無く
テレビにはNHKか砂嵐を見る以外の用途がなかった
今は民放・有料放送・ネット番組・DVD・ゲーム・PCディスプレイと山ほど用途がありテレビ付スマホもある

もし今まで放送法に受信料規定が無くて新たに審議をしたと仮定した場合間違いなく廃案になっただろう