http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171210/k10011252991000.html

埼玉県日高市で9日、地元の小学生と韓国学校の子どもたちが
キムチ作りを通して交流を深めました。

日高市は奈良時代に朝鮮半島から渡来した人たちが多く移り住み、
その歴史にちなんで、地元では韓国とのさまざまな交流活動が行われています。
その一環で、9日、地元の小学生と東京の韓国学校に通う子どもたちが
キムチ作りを通して交流を深めました。

子どもたちはまず、市内の畑で韓国が原産の白菜を収穫したあと
公民館に場所を移し、韓国人女性の指導を受けながら塩漬けした
白菜の葉と葉の間に調味料などを挟み込んでいました。
会場では先に作業を終えた韓国学校の子どもが日本の小学生を
手伝うなど交流を深めていました。

韓国学校の男の子は「日高市の小学生と一緒にキムチ作りができて
面白かったです。今後も交流を続けたいです」と話していました。
日高市の小学6年生の女の子は「ふだん韓国の子どもと話す機会がないので
いい経験になったし、韓国のことに興味を持ちました」と話していました。